自筆証書遺言と公正証書遺言について
10月になり、朝晩すっかり涼しくなりました。
事務所も、11月15日(金)に日帰り旅行に行きます。
そのための計画を経てています。
去年は、泊まりで淡路島に行き、3年フグを食べてきました。今年は日帰りですがどんな面白い企画になるでしょうか。
今相続案件もありますが、事前相談も行っています。
事前相談の最終目標は、自分の思いを伝えることだと思っています。思いが伝わるように遺産分割を行う。また自分の老後資金も確保することだと思っています。
遺言書を作成する必要がある方は、以前ブログでも書きましたが、今回、受けている事前相談では公正証書遺言を強く勧めています。また遺言執行人もつけて滞りなく遺産分けが出来るようにする。
自筆証書遺言の場合は、法務局に届出する制度も去年あたりから出来ましたが、まだ自宅や貸金庫に保管することが多いと思います。
問題は、「検認」という制度があり、家庭裁判所で手続きをしなければなりません。
書類を届出して、家庭裁判所から連絡が来て、家庭裁判所で封を開ける。お客様から聞いた話だと2か月はかかります。
2か月待つのは、長いです。
そこでおもったことは、事前に対策をするか、あとに残すかです。
全体像から提案する
今までの経験から、起こりうる可能性を抜出し、提案して背中を押すこと
その上で、準備をしておく
今できることを確実に行う。やはり満足度が高いのは今考えることです。そのことを提案してきます。
私たちが
出来ること
正直にいって、すべての方に遺言書が必要だと思っていません。
事前に希望を伝えておけば大丈夫だと思っています。
それでも、以下の方は必要性があると思っています。
再婚している。
子どもがいない。
相続人以外の方に財産を渡したい。
借入金が多い。
非上場株式の株を所有している。
相続人が多い等。
このような方は、ぜひ遺言書を作成してください。
相続財産を減らしたい。相続税を減らしたいと思われる場合は公正証書遺言で作成を。
私たちもお手伝いします。もちろん報酬は頂きます。
すべての可能性を考えて、自分の老後資金も確保して行います。